子供今昔
  健康の維持/自然・環境/ひまわりはどこ・・・/
 

1.今と昔・子供の遊び

昔の子供達の遊び。学校から帰ってくるなり勉強道具を家の上がり口に放り投げ、近くの山へ。背中から親の声が「こらー、家の手伝いをしろ。」と怒鳴り声。そんな怒鳴り声などまったく気にせず一目散で。
山に入れば自然の遊び道具がより取り見取りだ。大木につたわる蔦を使って「ターザンごっこ」

傍らの枝の沢山張った木の上には枯れ木を集め、器用に組んで隠れ家を作る。 何人かで一組になりそれぞれの組が隠れ家を作る。「陣取り合戦」の始まりだ。
ひとしきり遊んで飽きたら、今度は小刀を器用に使い竹を切って「竹とんぼ」作り。或いは「杉でっぽう」「水鉄砲」作り。

「竹馬」は家の屋根に届くほどの高い物を作った。そんな高い竹馬に器用に乗りこなしたな。
山が飽きたら今度は田んぼだ。春には田んぼに当たり一面の蓮華の花が咲き乱れる。蓮華の花の中での相撲遊びは気持ちよく最高だったな。
夏になれば川で川遊び。川べりの土手を這い上がったら丁度そこはスイカ畑。農家の人の目を盗んでスイカをもぎ取り土手から川の中で待つ仲間に転がし落としたものだ。ま、早く言えば(遅く言っても同じ)スイカ泥棒だ。
秋には田んぼに「稲村」が立つ。その稲村を利用してのかくれんぼ、今思い出しても自然と頬が弛む。稲村に火をつけて大目玉をくった。

そして「ベーゴマ」の取り合い。「メンコ(ペッタン)」の取り合い、そして「ビー玉」。兎に角遊びには事欠かなかった。


昔は「いじめ」など殆んど無かった。ガキ大将なる者はいたがバランスよく上手にあっけらかんと遊んでいた。勿論「いじめ」による「自殺」など聞いた事もなかった。
今の子供達の遊びはゲームなどが多いようだ。技術の進歩と共に色々のゲームが氾濫している。
学校から帰るなりゲームに熱中してしまう。或いはゲームセンターに入り浸りになる子も随分と居るようだ。
携帯電話も遊びの道具になっている。一日に30件ぐらいのメールを打つ子はそう珍しくないという。お金の掛かる遊びが先行している様だ。
「いじめ」を遊び道具としている子供達もいる。余りにも殷賑な「いじめ」により子供の「自殺」が絶えない。また余りにも簡単に命を無駄にする。その辺の所が大いに気になるところだ。
今の子供達の学習塾漬けも気になる。子供らしい遊びなどする時間など殆んど無いのでは。親がしゃかりきになって学習塾を押し付けている場合もある。
或いは子供自身から学習塾を希望する。何かに追い込まれているのだろうか。この辺りで子供らしさがどこかに飛び去っていく。
なにが子供達の心の中に入り込んでいるのだろう。今の子供達に昔の遊びを押し付けつるつもりはないが、一寸としたきっかけで子供らしい伸び伸びとした気持ちに戻ってくれればと思う。

色々な遊び・子供は遊びの天才


「ターザンごっこ」「陣取り合戦」
ターザン 大きな木の上に作った陣地
「竹とんぼ」
「竹馬」「杉鉄砲」「杉の実(杉鉄砲の弾)」
竹馬 杉鉄砲 杉の花
「水鉄砲」「稲村」
水鉄砲 稲村
「ベーゴマ」「メンコ」(ペッタン)
ベーゴマ ベーゴマ 丸めん ペッタン(角めん)
「ビー玉」
ビー玉 遊び道具


コウノトリ 家族 弟かな

コウノトリも忙しい。なかなか赤ちゃんを連れてきてくれない。お母さんが産まなきゃ増えない。


 

2.少子化に歯止めは


少子化に歯止めをと国の偉い先生方は、口角泡を飛ばして叫んでいるようだが、一向に改善している気配はないようだ。 先進諸外国では色々と計画を立て、その計画を実施しているようだが、思うように捗っていないのが実情らしい。 だがその中で「フランス」「アメリカ」は少子化問題に一応の成功を収めているという。どのような状態かを色々の情報から見てみると

フランスの高い出生率を支えるもの

○高い出産期女性の労働力率(80%)と高い合計特殊出生率(1.89)
○手厚くきめ細かい家族手当
・第2子以降には所得制限なしで20歳になる直前まで家族手当を給付
・子どもが3歳になるまで育児休業または労働時間短縮が認められ、第2子以降の育児休業手当は3歳まで受給可能
・保育ママ、ベビーシッターの利用に関する補助金も利用可能
○子どもをもつ家庭に有利なN分N乗方式の所得税制
○多様な保育サービス
○35時間労働制で男女とも短い労働時間
○同棲による婚外子が一般化、とある。
だがスエーデンなどを例にとって見ると、高額の子育て給付金にもかかわらず、効果は上がっていないらしい。。 例えば子供を5人育てれば約77,000円毎月の補助が出るらしい。一時的に効果は見られ出生率は上がったがまたダウンしたらしい。
では日本の場合はどうだろうか。極端に発言すると日本の場合は少子化に歯止めどころか、逆に少子化に成らざるを得ないような政策を取っている。福祉費の削減など最たるものだ。医療費の削減もしかりだ。少子化は将来を見据えた時、重要な課題の筈なのだが。現状の役人、政治家は掛け声ばかり大きくて何の進歩もない。いかがなものだろうか。
日本も女性の進出がいちじるしい。結婚しなくても一生食っていけるだけの稼ぎをする。それが悪いというのではないが、少なからずも少子化に起因しているのは、いい過ぎではないのかも。
年老いた母親、父親の面倒を見る独身の息子が、高齢化と共に増加しているという。家庭を持ちたくても事情が許さず結婚も出来ないのだ。このようなケースも少子化の要因だ。国はこのようなケースをどこまで把握しているのだろうか。


◇日本の出生率はどうなっているのか


昭和40年代の合計特殊出生率は2.1であり、出生率を維持する2.08を上回って、200万人超の出生があり、
15歳未満の子供が、人口の24%を占め2700万人であった。 ところが平成7年になると、合計特殊出生率は大きく減少し1.42まで下回ってしまった。その当時の人口を維持する出生率が 大きく崩れてしまったのである。
出生率は坂道を転がるように減少し、平成17年には1.29まで下回ってしまい、出生は111万人に減少した。
平成16年の調査では、15歳未満の子供の割合が全人口の14%、1770万人まで下がってしまったようだ。

※合計特殊出生率とは

人口統計所の指標。一人の女性が一生の内に産む子供の人数。将来の人口の自然増減を推測できる。


◇N分N乗方式とは??

所得税の税額を計算する際に、所帯の総所得を合計し、それを所帯員数(N)で割り累進税率を適用、税額を出しておく。それに所帯員数(N)を掛け納税額を算出する方法。フランスではこの方式を導入し、一応の成果を挙げているという。 「扶養家族が多ければ多いほど税率が下がる」ということであり、少子化対策にうってつけに思える。
だが是を日本に当てはめると税制上の違い等により、年収1000万円以上の人には効果があるが、年収500〜600万円の人には効果は期待できず、逆に増税に成る可能性がある。

何れにせよ、税金の操作で出生率の向上を目論むなど、もっと他によい方法がある筈だ。

団欒

お祖父ちゃんとお孫さんの団欒のひととき。なんと微笑ましい光景だ。


 

3.健康的な遊び

天気の良い日などは外に出て、太陽の陽射しを十分に浴びながら、汗を流すのは気持ちのよいものだ。キャッチボール、ドッジボール或いは鬼ごっこ、かくれんぼ等など場所さえあればおおいにはしゃぎまわれる。
「健康的な遊びは」と問われれば、大概の人々は野や山で、或いは公園などで元気よく遊べればと答えるだろう。
確かに野や山や川そして海などで遊ぶのは健康的だ。だが都会ではその様な伸び伸びと遊べる場所は少ない。おのずから屋内の遊びが多くなってしまう事が多い。だからといって屋内で遊ぶのが悪いというわけではないのだが。
田舎でも都会でも子供たちの中にゲームは浸透している。大概の子供たちはゲームをした経験があるだろう。
屋内で遊ぶ機会がおのずから多くなる。昼間親達は共稼ぎで留守の家庭が多い。子供達だけの時間が増えるわけだ。 仲間達を集めて、子供たちだけの溜まり場になり絶好の遊び場になる。
危険な芽が生える場合もあるだろう。想像してみれば蛍光灯の明かりの下で、一心不乱にゲーム機のボタンを押す子供の姿が浮かんでくる。非常に気になることだ。
やはり子供たちは、太陽の陽射しを浴びて元気良く遊ぶのが理想だ。 だからといって「ゲームなど害虫だ」などと無茶苦茶な事は言わない。遊び方の工夫次第ということだ。 このゲームも時間を決めて遊ぶよう指導すれば、健康を害する事はまずないだろう。子供たちのストレスの解消にもなる筈だ。
ゲームは目に良くないからとか、不健康だからとかの理由で、ゲームを子供から取り上げてはだめだ。 親が子供の立場を良く理解し適切なアドバイスをすれば、ゲームも健康的な遊びに変身すると思うのだが。
現代の子供は学習塾やら習い事、一寸高学年になるとクラブ活動と自由時間が少なくなってきている。益々遊びの時間が減ってくる。
子供たちのストレスは、大人達が計り知れないほどたまっている筈だ。
その辺の所を大人たちがが十分に把握し、地域社会そして各家庭の親達が連絡を密にし、子供たちからストレスを取り除いてやるのが大人たちの務めだと思う。
子供たちの健全な心を育てる為に。


「あの町この村に、子どもらの遊ぶ笑顔を求めて ・あそびセレクト」

というホームページがある。昔懐かしい遊びまた目新しい遊びと、子供たちが喜びそうな楽しい遊びを沢山紹介している。是非訪ねてほしいページだ。

「あそびセレクトの」一部を紹介しよう。

遊びセレクト拡大
あたま百科・自修館

その他にはこんなページもある。親子で楽しく遊べるよ。子供にも勿論大人も楽しめるホームページだ。

あたま百貨拡大

色々の遊びがぎっしりと詰まっているぞ。


「スクイークランド」

このページは、子供たちがプログラムへの関心を持つのには、格好の教材になると思うよ。
大人でも楽しめてのめり込んでしまう程。「スクイーク」はパソコンの父と呼ばれるアラン・ケイ博士によって開発されたソフトなんだ。子供たちに、コンピューターを使って「考える力」を養ってもらうために作られた。 あるときは絵やアニメーションを作る道具として、またあるときはプログラミング言語として、学びを深めるために作られた。


スクイーク拡大

左のプログラムは色鉛筆(管理人)の孫(小学3年生)が作った。

  ◇ますますエスカレートする子供への虐待。《最悪大阪、1ヵ月で5件、6人逮捕される・2010年4月16日付け》

平成22年3月16日・堺市中区で、生後2ヵ月の長女を揺さぶり、脳を損傷させて殺害したとして、府警が母親(24)を殺人容疑で逮捕。

平成22年3月28日・門真市で、同居女性の2歳の長男に暴行してけがをさせたとして、府警が無職少年(19)を傷害容疑で逮捕。長男は死亡。

平成22年4月9日・寝屋川市で、1歳10カ月の三女を揺さぶり死なせたとして、府警が父親(26)と母親(27)を傷害致死容疑で逮捕。

平成22年4月11日・大東市で、生後6カ月の長男を暴行して重傷を負わせたとして、府警が父親(21)を傷害容疑で逮捕。

平成22年4月15日・堺市堺区で、同居女性の1歳6カ月の長男に暴行してけがわさせたとして、府警が無職の男(23)を傷害容疑で逮捕。長男は死亡。


行政が的確な指導をしていたら、幼い命を助けられたのかもしれない。単にお題目だけ唱えていても大切な命は救えない。今一度指導力を発揮して欲しい。

 

4.なぜ子供への虐待が後を絶たないのだ。


悲惨な事件。2009年4月6日頃松本聖香ちゃんは、実の母親そして内縁の夫によって殺された。何ともやり切れない。 両被告は3月中旬頃より、殴ったりベランダに締め出したりする虐待を続けた。聖香ちゃんは幼い命を無理やり奪い取られた。 川崎市に住む会社員の女性が、ホームページを立ち上げ、この様な悲惨な事件が無くなる事を訴えている。彼女も幼い頃に虐待を受けた辛い経験がある。
[ひまわり署名プロジェクト]署名用紙をダウンロードできる。活動へのカンパも募集している。
2010年3月4日。奈良県桜井市で、自分の両親に惨い仕打ちを受け、幼い命が無残に踏みにじられた。長女が生まれた頃から夫婦仲が悪化、その頃から吉田智樹ちゃんは顔を殴られるなどの虐待を受けはじめた。夫婦仲が悪いからといって虐待を受けた智樹ちゃんは本当に不憫だ。もっと生きたかっただろうに。

この数年来、子供に対する親の虐待が非常に多い。虐待がエスカレートして死に至らしめることも日常的だ。虐待の原因を見てみると概ね次のような事が掲げられる。
子供の躾の為にやったとか、泣き止まなかったとか、ミルクを飲まなかったからとか、面倒を見るのが面倒くさかったとか、大方が親の一方的な都合で虐待をしている。
また幼子を放置して外出してしまう、或いは炎天下の車の中に幼児を放置してパチンコに熱中し幼児を殺してしまう。直接手を下さなくても明らかな虐待、そして殺人だ。
若い親の中には幼児以上に幼稚な親もいる。自分のしたいことが出来ないから子供は邪魔だとか、まったく理解に苦しむような事情で虐待を繰り返す。そもそも一時の快楽を求め、その結果で子供が出来てしまったなどということも沢山ある。生まれてきた子供は本当に可哀想だ。
この様な辛い境遇の元に育ってやがて大人になる。幼い頃受けた虐待が「とらうま」となって、いずれ子供を持つ親となった頃に、この「とらうま」が表面化する場合もある。それが又虐待のきっかけになる。
この虐待問題も少子化問題となんらかの関係があると思う。「幼稚な子育ても出来ない親の暴走だ」などといっている場合ではない。国、そして専門家が力を合わせて取り組んで、何とかしなければ。


※毎年増え続ける虐待・虐待による死亡
2008年の児童虐待相談件数は40,639件と報告されている。統計開始の2002年と比較するとなんと40倍の数字に増加しているらしい。歯止は掛からないのだろうか。
※虐待の行為
◇身体的虐待
子供の体を傷付けるような暴力。食事を与えない。寒空に家の中に入れないなど。
◇性的虐待
子供に対して猥褻な行為をする。性行為を見せつける。性的暴力をふるうなど。
◇ネグレクト(育児放棄・監護放棄)
長い時間児童を放置する(パチンコなど遊行に耽る)。保護者としての義務を果たさない。病気になっても医者に診せないなど。
◇心理的虐待
言葉による暴力行為。一方的に怒鳴りつける。無視をする。ストレス障害を引き起こすような心理的外傷など。

畜生にも劣る、親になる値打ちの無い親達